« 春のうららの伊豆ヶ岳 | Main | チームレスキューを体験する »

2006.04.03

再会

Yamabiko

外は雹をともなう激しい雨が降り続いているというのに、格納庫内は雨音ひとつ聞こえません。
庫内にはブルーとシルバーを基調にした洗練されたデザインの機体が、いつでも飛び立てる状態で待機していました。
事後処理で挨拶に訪れた私たちにとっては一週間ぶりの再会です。

ヘリコプターの名前は「やまびこ」。搭乗可能人員13名。
山で呼ぶと返ってくる「山彦」のように、きっと帰ってくるという願いと、山がたくさんある県らしい名前ということから「やまびこ」の名前がつけられたとのことです。

私の場合は痛恨の極みというべきか、二度と帰らぬ仲間との同乗になってしまいました。
機内に横たわる仲間にしてあげられることは柔らかいフリースの手袋で髪に紛れ込んだ氷粒をそっとぬぐってあげることくらいでした。

まだ私自身の気持ちの整理はついていません。
しかし、これで山をやめたら亡くなった仲間の意志に反する気がすることだけは確かなような気がします。

|

« 春のうららの伊豆ヶ岳 | Main | チームレスキューを体験する »