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2005.11.30

シカは左側通行?

日本三景の一、安芸の宮島を訪れてきました。
二度目の訪問です。
前回はパック旅行の途次だったので、ちょこっと寄り道をしたようなものでしたが、今回は宮島で宿を求めたのでゆっくりと散策をする余裕が持てました。
それにしても驚いたのがシカの多いことです。
どこを歩いてもシカに出会います。奈良公園のシカは約1300頭といわれていますが、それには及ばないもののこちらも十分に多いです。500頭近くはいるとの噂もあるようです。

それにしても面白かったのは彼らがちゃんと左側通行で歩いていること。
人は右側、動物は左側なのでしょうか?

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2005.11.26

湯河原幕岩・秋深まる

秋も深まってきましたね。
久しぶりに訪れた幕岩は紅葉が盛りの時期を迎えていました。
幕岩の魅力は早春の観梅ですが、秋の幕岩もいいものです。落葉樹が比較的多いため、紅葉や黄葉の彩りが目を楽しませてくれます。
3日前に歩いた青梅丘陵よりもずっと色合いで優れていました。

幕岩で最初にトレースをするのは最近では悟空スラブが定番となっています。
今年に入って3度目の訪問でしたが、3回とも晴れわたった空の下でのクライミングを満喫できました。
今回はヨーコさんが素晴らしかった。良きパートナーに恵まれて核心部を見事にリードしてくれました。完登後の彼女の弾けるような笑顔と歓声が今日一番の収穫です。

tomoさんも前回のリベンジで今回は落ち着いた足さばきでショートルートを楽しんでいたし、ma3nobuクンはオンサイトの連続。さすが日頃のトレーニングの成果がきちんと現れていて、見ていて気持ちが良かった。
7人の多人数でわいわい賑やかにやるのもたまにはいいですね。

それにしても、幕岩も少しずつ訪れる層が高齢化しているようです。私が初めて訪れたのが15年前でしたが、訪問者数もまだまだ少なかったし、年齢層も20~30歳代の人たちが多かったように記憶しています。
ここ最近は私と同世代かもっと上の世代が主流になっています。それだけフリークライミングの底辺が広がっているのでしょうか。

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2005.11.23

秋の低山歩き

奥多摩は高校生の時から歩いています。
手近なピークは大抵は踏んでいるつもりですが、今回歩いた雷電山から青梅丘陵にかけての低山は初めてです。
青梅線に乗っていても気づかずに通り過ぎてしまう低山の連なり。
しかし、カシミール3Dで尾根筋を丹念にたどっていけば、高水山から棒ノ折山を経て蕎麦粒山から酉谷山、長沢背稜、そして雲取山へと続く由緒ある山稜の末端に位置していることがわかります。
つまり、奥秩父、奥多摩の山嶺が徐々に高度を落としていき、関東平野に溶け込む寸前に位置しているわけですね。

下車駅は青梅線の軍畑(いくさばた)。
無人駅ですが、休日になるとハイカーであふれんばかりです。そのほとんどは高水三山に向かいます。
青梅丘陵コースの出発点である榎峠に向かうハイカーはほとんどいません。
車道を緩やかに上がり、右手にある雷電山の登山口からは木の階段登りが続いていました。山道に入ると鬱蒼とした植林帯の道が続きます。時折、紅葉の木々が目を楽しませてくれました。
雷電山、辛垣(からかい)山、三方山と400mクラスの低山が緩やかに連なる尾根道はとても歩きやすくて気持ちがゆったりとしてきます。
途中、立ち寄った辛垣城址は、戦国時代に青梅地方を治めていた三田氏の居城。天然要害の地です。よくもこんな山奥に城を築いたものです。

三方山の先から尾根筋は南に折れ、青梅丘陵ハイキングコースになります。急に道幅が広がり、指導標もぐんと増えてきました。
ここは青梅市民の裏山。思い思いの気軽な服装でハイキングを楽しむ市民の姿が目立ってきました。
右手には青梅市街が午後の逆光に光っていました。
そろそろ歩き疲れた頃、ゴールの青梅駅が見えてきました。

【タイム】
軍畑(9:15)・・・榎峠(9:36)・・・雷電山(10:03)・・・辛垣城址(10:36)・・・名郷峠(10:45~50)・・・三方山東の肩(11:25~12:00)・・・青梅駅(13:35)

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2005.11.20

ジムでお稽古

セルフレスキューでは負傷者の引き上げと引き下ろし作業を習得することから始めます。
引き上げ法の場合、「3分の1法」が単純でだれでもすぐに覚えられますが、5分の1法となると、「複雑だなあ」という先入観と支点工作の面倒くささから、つい敬遠してしまいます。
ところが、当会のma3nobuクンが「誰でもできる1/5引き上げ法」を知っている、というのでさっそく教えてもらいました。
写真のとおり、支点を3箇所とり、W字形にロープをセットします。W字の頂点からオートブロックで負傷者側のロープに直結するだけで完成です。これなら現場でも比較的簡単にセットできそうです。
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負傷者側には、引き上げたロープが戻らないようにオートブロックでロックシステムをセットしておきますが、カラビナだけだとオートブロックの結び目がカラビナを通過してしまうおそれがあるため、エイト環の小さい方の穴にロープを通すことにより、結び目が引き込まれないように工夫してみました。
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引っぱり側の支点には簡易プーリーをセットして、試しに68kgのma3nobuクンを引き上げてみましたが、見事に一人で持ち上げることができました。
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お疲れさまでした。
帰りに立ち寄った登山用具店でのびのびとボルダリングを楽しむma3nobuクンです。
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ついでに調子に乗ってルート壁にまで取り付いていました。
まったく、「○○もおだてりゃ△△に登る」ですねー。
しかし、このルートを登った人がいなかったらしく、完登したらギャラリーから嵐のような拍手がありました。ホント。(^^)
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セルフレスキューやアブミでの人工登攀トレーニングを快く許してくれるジムもありがたいですが、易しいグレードのルートにも気持ちよく拍手してくれる優しい人たちが集まるプロショップもいいですねー。

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2005.11.13

晩秋の南会津から那須高原へ

晩秋の南会津を訪れました。
東北道を西那須野ICで下り、箒川沿いに展開する塩原温泉郷の紅葉を楽しみながら北上しました。

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栃木県最奥の藤原町を過ぎ、山王トンネルを越えると南会津です。なつかしい会津七つが岳はうっすらと雪化粧をほどこしていました。
会津田島からは名峰二岐山が間近に眺められます。二岐山から大白森山を経て甲子峠に連なる尾根筋は、私にとってはあこがれのコース。いつかは歩いてみたいものです。

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毎年秋に必ず訪れるリンゴ園です。
昨年はツキノワグマの食害に悩まされたとか。リンゴの木にはたくさんのクマの爪痕が残っていました。
今年はフジ、ジョナゴールド、ムツといった定番の品種の他、姫神(ひめがみ)や北斗(ほくと)、世界一といった品種も試食する機会に恵まれました。

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例年よりも2週間ほど遅い紅葉。
しかし、11月も半ばに近づくこの時期になると、さすがに盛りを過ぎていました。
”子の手模様”のモミジの落ち葉がまるで絨毯のように敷き詰められていたのが印象的でした。

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帰路立ち寄った那須高原。
那須の山々は新雪のまばゆい衣を身に纏い、来るべく冬山の厳しい姿を思い起こさせてくれました。

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2005.11.07

凍沢木耕太郎の「凍」(新潮社)を読みました。
山野井泰史、妙子夫妻がヒマラヤの高峰ギャチュンカン(7,952m)に挑んだ登攀の様子を描いたノンフィクション作品です。
初出誌では「百の谷、雪の峰」という題で掲載されたのを改題したものです。
ギャチュンカンはチベット語で「100本の川の源流となる、雪の山」つまり「百の谷、雪の峰」という意味だそうです。それだけ、奥深いアプローチの遠い難峰なのでしょう。

ギャチュンカンという山を初めて知ったのは、じつは山野井夫妻の登攀ではなく、もっとずっと以前のことだったような気がします。
たしかギャチュンカンの初登頂は日本隊(長野県岳連?)であり、その苦闘の初登頂までを描いた記録映画を観た時だったと記憶しています。
それ以来、ギャチュンカンは私の記憶からまったく離れていたのですが、3年前、山野井夫妻の北壁からの決死の生還劇で再びこの山のことが甦ってきました。

最初の1ページを読み始めてからは一気にこの本の虜になりました。沢木氏のノンフィクションは初めて読みましたが、今回の登山の壮絶さを的確に伝えていて、読む人々を高所厳冬の北壁の世界に没入させてしまう文章力に脱帽しました。
まったく登山知識のない人が読んでもよくわかるように書かれた登山用語や確保システムの解説、夫妻が登山に至る経緯、そして核心部分の登攀の描写のどれもが正確できめ細かく描かれています。
(その反面、登山知識のある人には少々じれったい部分もありますが。)

客観的な描写に徹する筆致ゆえに、北壁登攀の凄絶さが見事に伝わってきます。
彼らは7000mを超える高所で6日間にわたって苦闘し、奇跡的に生還しました。重度の凍傷を負い、夫は手足合わせて10本、妻は両手指10本をすべて失ってしまうほどの、まさに死と紙一重の生還だったと言えます。

さて、この本で初めて知ったのですが、山野井夫妻は数々のヒマラヤ登攀で一度もゴミを残してこなかったそうです。
しかし、今回の凄まじいまでの生還劇で初めてテントその他の装備を置いてきてしまったとか。
凍傷の治療から退院した年に、その忘れ物を取りにギャチュンカンのベースキャンプに戻った彼らの姿勢に心からの敬意の念を覚えました。

ちなみに、表題の「凍」とは、圧倒的な「凍」の世界で、全力を尽くして「闘」することを続けた彼らには、これ以上の言葉はないからだと後記に述べています。

身体障害者の障害度(肢体不自由)2級の妻と6級の夫。
夫はこの夏、中国ポタラ峰北壁の初登頂に見事成功しました。


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2005.11.05

アイゼントレとアブミ練習

RIMG0007-s11月の声を聞くと、パブロフの条件反射ではありませんが、なぜかアイゼントレーニングをやりたくなるものです。
メンバーはMiyaさん、ヒロリンさんと私の3人。
Miyaさん、ヒロリンさんは当会の2枚看板です。そこに無理やり割り込んでのドタ参加となりました。
アイゼントレは4月以来です。
半年ぶりにアイゼンの爪先に立ち込む感触は独特のものがあり、懐かしいやら怖いやらで複雑な気持ちになります。
アイゼントレをまじめにやれば、足先に立ち込む感覚が磨かれることになり、クライミング全般にプラスの作用をするようです。
特にアイゼンを履いたままクライムダウンを行うと、体を岩から離して腰を落としながら下をよく見る姿勢をとることになるので、バランスクライミングの良い練習になります。

さて、各自5本程度練習した後は天覧ハングでのアブミ練習です。
私にとってアブミは鬼門。自分でも不思議なくらい下手っぴーなのです。(あ、クライミングも下手ですが。(^^;)

RIMG0016-s「Nobさーん、今回はNobさんでも登れるルート作ってあげたからさー。楽しんでってよー」
とMiyaさんが言ってくれたルートにトライしました。
ルート名は題して「Nobさんでも登れるよー」。(ほんまかいな)
まず最初にMiyaさんがお手本を示します。
ふむふむ、なるほど! あそこで、足を踏み換えて、ささっと2段目まで上がるんだな。よし!
続いてNobの番です。
あら、あらら、見るとやるとでは大違い。
1回目は取り付きから50cm登っただけでテンション!
再度挑戦して、下からアドバイスをたくさんもらってようやく上まで抜けることができました。ふー。
最後にヒロリンさんが華麗なお手本を見せてくれて、またも落ち込んで帰ることになりました。
あー、オレってどうしてこうもセンスないんだろ。
結局練習を積むしかないのでしょうね。トホホ、、

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2005.11.03

落石ならぬ落ビナ2個

RIMG0035-s久しぶりにお天気に恵まれた休日、軽いクライミングを楽しむべく、丹沢・広沢寺の岩場を訪れました。
ところが、このところ休日の度に雨だったこともあり、乾いた岩をもとめるクライマー達で岩場は大盛況です。
ガイドや山岳会主催の講習も大賑わいでした。

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さて、今日の私のパートナーはヨーコさんです。
傾斜の緩いフェースで基礎からじっくり取り組みたいという彼女の要望で、確保支点の設置やGIGIを使ったセカンドの確保などを時間をかけて練習しました。
ということで、今日のリード役はほとんどすべてがヨーコさんです。
落ち着いたリードぶりが下から見ていてもよくわかりました。

RIMG0039-sこれで人が少なければ最高だったのですが・・。
事故がなければいいなあ、と思っていた矢先に、1時間位の間に2度もカラビナが空から落ちてきました。
「ラーク!」
まったく、落ち着いてクライミング練習をやるどころではありません。
お隣りではロープダウンのコール無しで、いきなりロープが落ちてきたといって言い争っていました。
そんなこんなでモチベーションが一気に低下。
お昼過ぎに早々と退散しました。

岩場は最悪の状態でしたが、バス停までの車道歩きは周囲の紅葉を楽しみながら好ましい山里の風景が続きます。
途中、無人の野菜直売所でとれたての生姜を手に入れてゴキゲンのヨーコさんでした。

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2005.11.01

火曜の昼下がり

肩痛がぶり返してしまい、室内壁の練習から遠ざかること早1ヶ月。
そろそろ、軽い練習を再開しようかと、午後、久しぶりにma3nobuクンに誘いの電話をかけてみました。

ma3nobu君は自営業です。在宅勤務で夜遅くまでまじめに働いているはずです。
あれ、いつもすぐに出るのに今日は留守番電話です。
おっかしいなあ?営業に飛び回るほど儲かってるとは思えないので、いったいどこにいるんだろう?
もしや・・・?
いや、それはないでしょう。まさか、真っ昼間から室内壁で壁にぶら下がってなんかいないでしょう。
いくら仕事がないからって、全国の労働者がまじめに働いている火曜日の真っ昼間から、いい大人が室内壁にぶら下がっているなんて。想像できないもの。

壁にぶら下がる?でも、待てよ?
ひょっとしているかも? ジムに・・。
で、念のために室内壁に電話をしてみました。
「あのー、そちらにma3nobuさんって人いますか?」
「あ、いますよー。いま壁にぶら下がってますから呼んできますー。」

やっぱり!
アイツ。いつも徹夜で仕事してるなんて言いやがって!

「いやー、ma3nobuさん!仕事中わりぃーなあ」
「いえ、あの、ボク・・・モグモグ・・・」 (^^;

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