ルートのネーミングに優しい響きがあるので以前から訪れたいと思っていました。
錦さんもMIKIさんもここは3度目だそうです。
ルートのネーミングは素晴らしいのですが、お天気は「秋の戻り雨」状態です。(^^;
例年なら9月の中下旬に横たわる秋雨前線が2週間ほどずれ込んでいる感じでした。
それでも私たちが登った8日は重たい雲ながら雨の滴は思いとどまってくれました。ラッキー!
前夜遅くキャンプ場に着いたため、ゆっくりと起き出して、朝昼兼用の食事をこれまたゆっくり摂ってお昼少し前に出発です。
天気予報が芳しくないせいか、3連休にもかかわらずキャンプ場は閑散としていました。
さて、「春の戻り雪」は八幡沢左岸にあるスラブ主体の4ピッチのマルチピッチルートです。
グレードは5.7とのことでしたが、4年ぶりに小川山を訪れた私には辛く感じました。
ピッチ毎にリードを代わりばんこで行い楽しみながら登ることができました。
核心は2ピッチ目でしょうか。
薄いフレークをつなげながら微妙なフリクションで登りますが、ランナウトするので怖いです。
結局、私たちは左の立木目指して斜め左上トラバースで逃げましたが、これもけっこう怖かった。
最後までスラブかなあと思っていたところ、最終ピッチは短いながも凹角のフェース登りで締めくくります。それまでがスラブ主体の緩斜面だったので、その変化にやや戸惑いましたが、ピリッとした締めくくりがあって全体的には好ルートだと思いました。
50mの懸垂2回で取付点に戻り、まだ時間があったので、近くにある「ビスタの夏休み」(5.9)を登りました。
二人はリード、私は自信がないのでトップロープでしたが、それでも楽しかった。
小川山のスラブの感触が戻り始めたので次回はぜひリードにチャレンジしたいものです。
翌日は朝から雨。
「想定内」でしたので、予定どおり雨でもできるメニューをこなしました。
東屋の天井梁にロープを掛けて、器具を使った登り返しやトップ墜落時のセカンドの自己脱出、ザックによる負傷者搬出法などを時間をかけて行いましたが、こういう雨の日にやるにはうってつけのメニューだと思います。
3人で過ごす静かな小川山。
グレード云々ではなく、クライミングのことだけに集中できる一時は何にも代え難い歓びです。
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