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2005.08.10

痛恨の北尾根(その2)

RIMG0059-sガラ場で迷いやすい4峰。ロープワークを要する3峰。
これらのピークを越えて2峰に立てば主峰(前穂頂上)までは指呼の間です。
5m程度の懸垂下降(またはクライムダウン)で1・2峰間のコルに降り立ち、登り返すこと数分で頂上となります。

しかし、ここで重大な錯誤を犯してしまいました。
2峰に立って、ふと涸沢側に目をやるとしっかりとした懸垂下降支点がすぐ下に、またそこから7,8m下にも立派な残置支点が…。
都合2箇所設置されているのが認められたのです。

「あれ、こんなに下がるんだっけ?」
「たしか1箇所だけじゃなかったのでは?」
・・・と一瞬疑問も湧いたのですが、目前の確固たる支点の存在はすべての疑問を打ち消してしまったのでした。

クライムダウンをして下の支点に着き、そこから懸垂で涸沢側のガリーに降り立つと、そこは浮き石だらけの超危険な世界。
「ヤベェ!」
・・・と思ったけれど後の祭りでした。

そこから1・2峰間コルへ約10m登り返す途中で赤ん坊の頭大の石を落としてしまいました。
その落石が真下にいたメンバーの頭部を直撃!

ヘルメットが身を守り頭部の重大損傷は回避できたものの、落石で手の指に裂傷を負わせてしまいました。

もうこれは完全にトップを担った私の責任です。
危険予知、安全管理の欠如でしょうか。

「浮き石があるところはルートじゃない!」
これはだいぶ前に確認し合ったバリエーションの鉄則の一つ。
ヤバイ!と思ったらすぐ引き返すべきでした。
まだまだ未熟な哀れな小屋番子を笑ってください。しくしく・・・;;

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Comments

おじんさん
・・・というわけなのでした。
「2峰の下り」というのも、「落石」もおじんさんの予想どおりです。
ゆめゆめご油断めされるな! ですね。

Posted by: Nob | 2005.08.10 08:14 PM

ひぇー!怖いですねぇ。それでma3nobuさんに何を言われても言い返すことができないってわけですか。

Posted by: おじん | 2005.08.10 10:34 PM

ご明察!
おじんさんも当会の力関係について、だいぶ把握されてきましたね。
下克上の世界はきびしいのです。

Posted by: Nob | 2005.08.11 07:00 AM

いや・・・
あの・・・・
その・・・・・
兄貴ぃ~!
岳兄として一生慕いますぅぅぅ~!!

Posted by: ma3nobu | 2005.08.11 04:39 PM

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