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2005.08.14

デザートは東稜へ

RIMG0091-s前穂での失敗は幸い大きな事故につながらなくて心から安堵しました。
しかし、II峰のヒヤリ・ハットの影響もあり、前日の前穂は行動時間で12時間超となってしまいました。
年長の竜少年さん、ヨーコさんはオフということになり、東稜へは私とma3nobuさんの二人で出かけました。

北穂東稜は北尾根に比べれば行動時間で約半分、岩場の部分も少なくメインディッシュ(北尾根)を頂いた後のデザートに最適です。
とはいえ二人とも初めてのルートだったので、稜線に立つまではグズグズの浮き石混じりのルンゼ登りにフーフー言ってしまいました。

東稜といえば「ゴジラの背」です。
およそ15mにわたって続くナイフリッジですが、涸沢側に約70度の急傾斜でスパッと切れ落ちた景観はよく写真の題材になります。
かくいう私たちもここでしっかりと写真撮影をしました。あいにく逆光の時間帯だったため、いい写真は撮れませんでしたが。
涸沢カール底に固まっているテント群も豆粒のように眺められ、ナイフリッジの通過は楽しい一時でした。

東稜は易しいルートですが、バリエーションルートには違いありません。踏み跡も部分的には判りにくい箇所もあります。取り付きのガレたルンゼも注意が必要です。
しかし、半日で登れて展望も最高なのでデザート的登山メニューとしてオススメです。
特に、5月連休時期には格好の雪稜ルートになることでしょう。下降の南稜ルートと組み合わせれば短時間で充実した登山が楽しめそうです。(もちろん夏季にくらべれば格段に難しくなります。)
しかし!
問題は上高地から涸沢までの重荷を背負ったアプローチ。それが最大の核心かも知れません。(^^;

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Comments

涸沢、いいですねぇ。でも、入るのが大変。どうしても日数がかかります。こうなりゃ、アイガーと同じようにヘリツアーでも企画してもらうしかない。

Posted by: おじん | 2005.08.14 11:54 AM

涸沢ヒュッテでは7/10から10/10頃までテントの貸出をやってるそうです。
見たらかなりしっかりしているきれいなテントでした。しかも、底は簀の子付きです。
しかも設置場所は小屋のすぐそば。立地条件は最高です。
6人用で8000円です。これを5人で借りても一人1600円。(プラス幕営料ひとり500円かかりますが)
ついでにシュラフ(2000円)とマット(500円)を借りて、さらには小屋で夕食を出前すれば軽いデイパックでルンルン入山可能です。
なんだ、それじゃ小屋泊まりと値段が変わらないじゃん!
まあ、冗談はともかく、このレンタルテントが5月GWにもあれば最高なんですけどねえ。

Posted by: Nob | 2005.08.14 01:06 PM

5月の涸沢と聞くと、恐怖のトイレ行列と、白い雪の上の黄色の縞模様しか思い出せません。最近はトイレ事情も変わったのかな。

Posted by: おじん | 2005.08.14 01:27 PM

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