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2005.07.31

アイガーにヘリ登頂?

何気なく回したチャンネルの画面にヨーロッパアルプスの景色が広がっていました。
ああ、いいなあ。
ずっと以前に出かけたアルプスの景観が脳裏に甦ってきます。

しばらく観ていたら、「なにっ!」
なんと、アイガーの山頂にテレビリポーターがヘリで着陸するというのです。
「ホントかよ?」
とテレビ画面に見入っていると、たしかにヘリに乗った女の子がホイストで吊されてアイガー山頂に降りたったのでした。

サポートしていたのは懐かしいあの加藤滝男氏。ヒゲの似合ういいオジサンになっていました。
山頂に立ったリポーター嬢はおっかなびっくり。
それもその筈です。原宿あたりを散歩している方が似合っているフツーの女の子が、突然アイガー山頂に立ったのですから。
いきなり非日常の世界に迷い込んだ可哀想な女の子。
できれば代わってあげたいなあ。

傑作だったのは、ミッテルレギ稜から二人の登山者が上がってきた時です。
登山者たちも驚いたことでしょうね。
いるべきではない人間がそこにいたのですから。
くわしくは、こちらをご覧下さい。

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2005.07.27

地震と台風

ここ一週間ばかりの間に震度5クラスの地震と今年初の上陸台風に見舞われました。
幸い地震も台風も目立った被害はなくてよかったのですが、仕事柄災害の可能性があるとドキドキします。
山登りなんぞ楽しんでいる暇はなくなりますから。

いまの職場では気象予報会社と契約して、震度4以上の地震と大雨洪水注意報が発令された時、携帯に情報メールが入ることになっています。
このところの地震・台風騒ぎで一日に何本も情報メールが入ってきます。
たとえば外出中に地震に遭った時、テレビやラジオがなくても地震発生直後のほぼリアルタイムで携帯から震源地・震度に関する情報が入手できるので心強いかぎりです。
その反面、ちょっとした雨でも大雨注意報か洪水注意報が出されれば携帯メールが着信するのでちょっと煩わしい面もあります。

氾濫する情報の中から自分にとって有益な情報のみを取り出す技術が問われる社会になってきました。
「いい加減」ではなく「良い加減」の情報を取り出せるようになりたいものです。

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2005.07.20

梅雨明けに岩トレ

IMG_8591-s関東地方梅雨明けの18日、当会では8月上旬に予定している夏山山行の前に最後の岩トレに出かけました。
3連休の最終日。しかも近郊の岩場とあって、クライマーは私たち6名を除けば2組という静かなものでした。
そのかわり暑さはハンパじゃありません。フォロアーを確保している時は卵焼きのフライパンの上にいるかのようでした。
水分を摂っても摂っても玉のようにしたたり落ちる汗、汗、汗。
本番では各自2リットル以上の水分携行が必要でしょう。

うだるような暑さの中、新人クンやヨーコさんとザイルを組んで十分な意識合わせができました。
このところ何かというと角突き合っていた新人クンと珍しく息のあった登りができたことと、入会希望者のHさんの溌剌とした姿に接することができたのが、小屋番にとっては大きな収穫でした。(^^)

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2005.07.17

ザックの中身を拝見します

050716kousyuukai

当会では毎月の例会の時間を利用してミニ講習会を開催しています。
先月は外部講師をお招きしての救急法講習会でした。

そして今月は「ザックの中身を拝見します。~ウェアの最新素材とちょっと役立つ登山用小物紹介~」と銘打って、われらが新人クン(ma3nobuさん)が登山のお役立ちグッズの紹介をしてくれました。

いやはやザックの中から出てくるわ出てくるわ。
面白い小物がたくさん登場しました。
彼のエライところは登山用品店で売っているものだけでなく、100円ショップや雑貨店で売っている小物を改造して小粋な登山用グッズに仕上げていることです。

家庭用ガスボンベのガスを登山用ガスカートリッジに充填する器具なども自作してしまいます。
また、色々なLEDランプ類をちょっと改造して登山用のランタンにしてしまったり、最新ファーストエイドキットの紹介など多岐に渡りなかなか大したものです。

ウェア類も繊維の素材や厚みにかなり気を使っています。
最近売り出されているレインウェアでも尻や膝部など摩耗する部分に140デニールという厚手の生地を使ったものがあることなど、今回の講習で初めて知りました。

こういう知識を持っているのといないのとでは大違いですね。
同じ値段あるいは少し高い値段でも、それぞれの商品の機能の差を把握していれば、「安物買いの銭失い」は防げそうです。

このように当会の例会は出席する価値があります。
9月から後期新入会員の受付が始まります。さあ、早いモン勝ちだよー!

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2005.07.16

房総半島と竹炭

RIMG0021-s昨日、一昨日と仕事で房総半島の南半部をまわってきました。
房総半島は低山・丘陵の連なりで構成されています。登山やハイキングの対象としてはやや役不足の感は否めませんが、複雑に入り組んだ山容、南米アマゾン川のように蛇行する渓谷、マテバシイに覆われた山々は低山とはいえ、なかなかの風格があります。

残念ながら仕事だったので、ハイキングというわけにはいきませんでしたが、長靴に「ヒルガード」なる液状のヒル除けを塗り、草深い山々をかき分けていきました。
休耕した田んぼの脇から湧水が流れ込み、まるで尾瀬のような湿地帯を形成しています。
そこは絶滅危惧種の楽園になっていました。
「里山」と呼ばれるエリアは山間集落と奥山との中間地帯です。手入れの行き届いた自然環境がRDBに記載されているような絶滅危惧種の動植物・昆虫類の生息を可能にしています。
人の手が入らなくなったら逆に生存環境が侵されるような種もあり、生態系保全のための施策の難しさを感じます。

RIMG0002-sさて、房総半島の山々は人々の営みの濃い山地。炭焼き窯も各所に点在しています。
大多喜町は炭の産地として有名です。
前から試してみたかった竹炭が格安で売っていたので買ってみました。
さっそく電気釜の中に入れてご飯を炊いてみたところ、古米特有の臭いが消えて驚くやらうれしいやら。

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2005.07.11

「屋内壁」に驚嘆

RIMG0051-s当会OBにして我らが岳友の錦少年さんが「退職金をはたいてクライミングボードを作ったから。」というので、冷やかし半分でご自宅を訪問しました。

ところが実物を見てびっくり!
自宅の6畳間の3面にボードを張り巡らせ、所狭しとホールドを取り付けた様はまさに室内壁。いや一般家屋の中にあるので「屋内壁」って感じでしょうか。

ホールドの数はおよそ200個とか。いろいろな形状の真新しいホールドが取り付けられています。
さらに驚いたことにはルートマップが整備されていること。
ボードに配置されたホールドの形状、位置を正確に反映させたA4判の展開図。室内壁のジムには必ず置かれているアレです。
ルートマップ帳にはいくつかのモデルルートが記載されていました。

ルートセットは知り合いのプロクライマーさんに頼んだとのことでした。
ボードの設置はいわばハード作業で、これだけなら大工さんにもできます。しかし、ホールドの設置は上級クライマーでなければできません。ましてやいくつものルートセット作業は高度なソフト作業です。
単に「屋内壁」といってもハードとソフトがうまくかみ合わなければすぐに飽きてしまいます。
錦少年邸の「屋内壁」はプロのルートセッターが設定しただけあって、飽きずに楽しめそうです。

さっそく壁に取り付いてみました。
いやあ、奥が深い。驚きました。
4人で代わりばんこに天井や壁に張り付く様は、まさに人間ヤモリ。
たった6畳の室内空間なのですが、さまざまなルートが設定されているし、実際に登ってみると途中でパンプしてしまうほど長く感じられるルートもあります。
極めつけは「24手」なるトラバースルートです。壁から天井へ、天井から壁へと伝うアラウンド・ザ・ワールドの世界。皆さん10手で墜落してましたが。(^^;

これは最高の遊び部屋です。
60歳に手が届こうという人がこういう遊びの空間をつくる時代が来たのです。
もうすぐ54歳になる小屋番も故障に泣いている場合ではありません。

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2005.07.05

室内壁再開3日目

今夜も室内壁に行ってきました。
グレードは相変わらず最低ランクです。

今夜はもう少し上のグレードを登るかなあ、なんて色気を出したら、新人クンから「ダメダメ!Nobさんは一番下のグレードを足で登れるようになるまでは!」とのお言葉にシュンとなってしまった小屋番でした。(^^;

しかし、新人クンのアドバイスは的確です。
あまりにも易しいので、面倒くさくなって腕の力で強引に突破しようとしたら、すかさず「そんな登りやってたら2~3回でパンプしちゃうよ!」と手厳しいのです。

おかげで、足で登ることに集中できた2時間でした。
まだまだ、体のフリや重心の移動などで反省する点は多々ありましたが、腕も肩も痛みは出ないで、ハッピーな気分で室内壁を後にできました。

次回の課題は、無理なくホールドを掴むために、フットホールドを意識的に引き上げること。
さらに足に意識を集中して対角線バランスが無意識にできるようにすること。
これらを意識しないでできるようになったら、カウンターバランスの復習、そしてようやくワンランクアップです。

自分の最高到達グレードまで復帰できるかどうかわかりませんが、接近する努力はしていきたいと思えるようになったこの頃です。

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2005.07.03

血塗られた車内

05220006-s梅雨の間隙を縫って一年ぶりに広沢寺の岩場を訪れました。
今夏は前穂北尾根や北穂の東稜などを縦走する予定なので、その意識合わせのトレーニングです。
久しぶりにマルチピッチの練習をやったら、悲しいかなルベルソの使い方を忘れていました。(^^;
その他、ピッチを切る時の場所どりなど後続のフォロアーのためのスペースづくりで失敗をしてしまいました。
細かい点でずいぶんミスが見つかりました。それがわかったことが収穫でした。

クライミングは、やはり場数です。たまに来て完璧にできる人は岩登りが身体に染み込んでいる人。
私みたいなレイトビギナーは頭の中が完全にリセットされてしまいます。
次回はもう少し手際よく登りたいものです。

ところで、広沢寺の岩場にもいるのです。
何がって?
ヒルですよ。蛭。

P1000006-s広沢寺周辺に限らず丹沢山塊のこの時期はヒルの宝庫です。
木の上からボタボタ落ちてきます。
木の下で雨宿りなどしようものなら、ヒルの餌食になること必定。
帰りのバスの中では、車中に乗り合わせたハイカー達が持ち込んだヒルのために阿鼻叫喚の情景が!
靴下の中から血を吸って満足そうなヒル君がボトッと床に。
足先がみるみる血まみれに。これを見てぎゃー!
床に転がったヒルを踏みつけて、また血がドバァー! またまた、ぎゃー!
血塗られた情景に車内は騒然!
渋滞の時間つぶしにしては刺激が強かったなあ。

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