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2005.05.22

中身の濃い一日を過ごす

IMG_8252-s奥武蔵の天覧山に行ってきました。
天覧山は埼玉県飯能市の郊外に位置する標高200m足らずの低山ですが、中腹に「天覧ハング」というオーバーハングをした小さな岩場をもっています。
岩場のスケールは小さいのですが、訪れる人も少ないために山岳会のトレーニングに向いています。
今日のテーマは懸垂下降と空中懸垂時の仮固定。それにアブミの乗り込み慣らしです。懸垂下降は竜少年さんが、仮固定とアブミはMiyaさんが講師役を買って出てくれました。

懸垂下降にはもっぱらエイト環を使用しますが、使い方を雑にするとロープが逆向きにセットされてしまうこともしばしばあります。
合理的なセットの仕方を参加者みんなで披露しあって、実際に確認して自分にあった合理的なセット方法を学び合いました。
小さな会のメリットは、皆がお互いに肩肘張らずに「知らないことは仲間から吸収しあう。」という姿勢が自然にできること。新しい技術が紹介されれば、みんなで吸収しようという雰囲気が出来上がってきます。

IMG_8258-s懸垂時の仮固定もいろいろな方法がありますが、バックアップにオートブロックを併用している場合の仮固定法やレッグループに掛けたカラビナでロープターンしている場合の仮固定方法などなど、自分の懸垂下降のスタイルに合わせて最善の方法を探すプロセスもなかなか面白いものです。

さて、肩痛でクライミングから遠ざかり気味の小屋番子ですが、案の定、登りの方は散々でした。
足で登れるルートは何とかごまかせたのですが、傾斜が強くかぶり気味のルートではテンションのかけまくりでした。
かつては初見一発で登れたルートだけにちょっとがっかり。クライミングレベルはトレーニングの回数に正比例することを改めて見せつけられました。
最後にアブミにも乗ってみました。A2の人工でしたが、まったく歯が立たず。でも、前回(3年前)よりは少し上まで登れたのが救いでした。(^^;

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夜は場所を都内に移してのミニ講習会&月例会。
講習会のテーマは「三角巾を用いた救急法」です。会では手に余るので、連盟の理事長さんに来てもらいました。
三角巾はただの布切れ、普通の巻き包帯の方が使い勝手が良いと漠然と思っていましたが、滅菌ガーゼと三角巾とを使った手当法のバリエーションの多さに驚きました。
正しい使用法をマスターすれば「かなり使える」と強く感じたのは私だけではなく参加者全員の思いだったと思います。
講習の1時間半ではあまりにも短すぎました。たっぷり一日は欲しい内容でした。

昼間の実地訓練、夜の講習&例会、終わった後の飲み会と、一日の「行動時間」はなんと16時間!
早朝から深夜まで中身の濃い一日でした。(^^)
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Comments

三角巾で思い出しましたが、昔山やってた頃、日本赤十字の救急員の講習に行ったことがあった。あの頃は資格を取るのに2週間くらいの夜の講座に通ったと思います。
でも、自分が墜落して怪我したとき、何にもできなかったなぁ。(自分が怪我すりゃ手当てできなくて当然か)

Posted by: おじん | 2005.05.23 08:09 PM

そういえば、昔は日赤の講習会に山屋が結構行ってましたよね。
群馬県水上温泉の奥にある葉留日野(はるひの)山荘という宿泊施設で3泊4日の講習会があり、私の仲間が受講してきたことがありました。
聞いてみると、朝から深夜近くまで講習漬けの4日間だったそうで、たいへんだったとか。
ですから、たった1時間半の講習じゃ、さわりのまたさわりですよね。(^^;

Posted by: Nob | 2005.05.23 09:06 PM

さわりのまたさわり・・・さわっちゃいけません。その講習会では、マウスツーマウスの人工呼吸の練習をさせられました。ハンカチを口に当てて。

Posted by: おじん | 2005.05.23 09:51 PM

>ハンカチを口に当てて。

ふむふむ。
いまは「レサシエード」なる逆止弁付きの空気封入の器具がありますね。
だいぶ前になりますが、近所の消防署で行われた救急救命法の講習会に出たとき、記念にいただいて帰りました。

Posted by: Nob | 2005.05.23 10:38 PM

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