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2005.04.12

ターニングポイント

前半は快適な雪稜だったが…午前10時40分。標高1140m。
出発が6時半。テン場の標高が600m。標高差540mに約4時間を要しています。引き返すにはそろそろ限界の時間でした。
それにしても、ここから先は急な雪面のトラバースとブロック状に崩れた雪庇が交互に出てきます。さすがにこれ以上進む気がなくなりました。

尾根の前半は快適な雪稜だったのに、標高1000mを越えたあたりから急に悪くなりました。
崩壊した雪庇のブロックが行く手を阻み、仕方なく西側のブッシュ帯を巻いたり、やむなくブロックを直登したりします。
ブッシュ帯にはごく薄い踏み跡らしきものも残っていますが、ほとんど木を掴みながらのハードな登りを強いられました。

冷静に考えて、今回のターニングポイントはもっとずっと下だったのかも知れません。雪稜が途切れてブッシュが目立ってきたあたりで引き返すべきでした。
後半は不安定なブロック帯と化す

雪上歩行に慣れていないメンバーもいたので、下りではほとんど補助ロープを出して確保しながらの下降でした。
登りに4時間、下りに6時間半。
あと20分遅かったらその日のうちには帰宅できないところでした。

今回はルートの選定ミスです。
お隣のポピュラーな尾根を辿っていたら容易く登頂出来たはずなのに、すでに登った経験があるからと、あえて自分たちにとっては未知のルートを選んでしまいました。
未知のルートに行くときには装備で2倍、技術で3倍、気持ちで4倍の余裕が必要なのかも知れません。
そしてターニングポイントはずっと手前で設定すること。
こういう基本中の基本を忘れるあたりにリーダーとしての驕りがあったのかも知れません。

下山後のメンバーの談話
Y子さん「Nobさんがリーダーだから、どーせまた途中で引き返すんじゃないかと思ってましたよ!」
新人クン「Nobさんよぉーrrr! 勝手に引き返すなんてさぁー! 言うなよなぁーrrr!」

・・・やっぱへこみます。でも、へこたれません。リーダーですから。(^^;
あ、それから口は悪いメンバー達でしたが、新人の女性をつきっきりでサポートしてくれたのには大感謝でした!

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Comments

ううん・・・やっぱり若くて元気なときの記憶が残っちゃってるんでしょうね。もっと新人からイジメられる必要がありそうです。

Posted by: おじん | 2005.04.12 07:31 PM

もう十分にいじめられていますよ。
帰りの電車なんか最悪でした。(^^;
ところで、昨年末から今回まで7回ほど雪山を歩きましたが、頂上を踏めたのはたったの3回。
なんか情けないですよねえ。

Posted by: Nob | 2005.04.13 12:23 PM

こんにちは。なかなか手強い新人たちのようですね。窓際に非難した方が安全かも。(^_^;)

Posted by: おじん | 2005.04.14 09:23 PM

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