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2005.04.17

東京時間溯行 その5

葉桜にも風情が…小石川後楽園を訪れました。
中央線水道橋駅からおよそ600m。歩いて7~8分といったところでしょうか。
ここはご存じ水戸徳川家の上屋敷にあった庭園です。
典型的な大名式庭園として駒込の六義園とともに都内を代表する名園です。
前から訪れてみたいと思っていたのですが、あまりにも便利な場所にあるため、いつでも行かれるからと結局行かずじまいになっていた場所です。

水戸徳川家といえば水戸黄門。
諸国漫遊記は後世の創作であることはみなさんご存じのとおり。
水戸徳川家は「江戸定府」の家柄で、参勤交代が免ぜられていました。つまり、つねに江戸常住の身であったわけで、それはそれで窮屈な身分だったのかも知れません。
園内には、京都の渡月橋や琵琶湖など諸国の名所が模されて造られています。居ながらにして全国を旅する趣向が凝らされていました。江戸定府という境遇が、ここ小石川の地に後世まで伝えられる名園を残したのかも知れません。

静寂な中にも華やかさが…園内には徳川光圀由来の得仁堂や円月橋などの建造物も残されていますが、その他の建造物は都心故に関東大震災や戦災で焼失してしまったとのこと。まことに残念です。
東京ドームや後楽園ゆうえんち方面からの歓声や嬌声が漏れ聞こえてきます。それでもほんの少し奥に入れば都心とは思えないほど静寂な雰囲気があたりを支配していました。

何という花だろう?いまは桜も終わり、お花は端境期でしたが6月には菖蒲が咲き競うそうです。
12月初めの紅葉とあわせてあと二回は訪れてみたい場所です。

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