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2005.04.29

わが愛しのアイテム(その8) NIKWAXを使う

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先日、新人クンがNIKWAXを使ってくたびれた雨具を新品同様にしたと自慢気に話していました。
彼は登山用具とそのメンテナンス法に滅法強くて、当会の頭の固いオジサン連中に重宝されています。

私も以前NIKWAXは使ったことがあります。しかし、その時は洗剤とセットで使う撥水液がスプレー式のもので、これがずいぶんと使いづらかったのです。
いまでもこのタイプは販売されています。
何が使いづらいかと言うと、洗剤で洗ったばかりの水が滴る状態で速やかにスプレーしなければならないのです。
しかし、実際にやってみるとわかるのですが、洗濯機から雨具を取り出してボタボタ水が床に落ちている状態のまま急いでベランダに直行し、ハンガーに吊してからスプレーするという技はなかなかむずかしいものです。
床には水滴がポタポタ落ちているのでカミサンからは叱られるし、もう大変なのです。
しかも、スプレーから出る霧は白いニカワ状のもので、均一に塗れないで白い染みが出たりします。
これに懲りて、ずっと使っていなかったのですが、最近は「撥水液の方も洗濯機の水槽に溶かして使うタイプになったんスよ。」との新人クンのお話しで、再度トライする気になりました。

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で、使ってみたらこれが簡単!
洗濯機に雨具上下セットを1着とゴアジャケット上下1着、それにロングスパッツ、オーバー手袋まで入れて、専用洗剤で洗濯します。
終わったら、今度は洗濯1回、すすぎ1回の設定にしてから件の撥水液をドボドボ入れるだけでした。
スプレー式とはちがってまんべんなく均一に撥水液が塗布されるので、染みができる心配もなく仕上がりは最高でした。(^^)
乾かした後、仕上げにアイロンがけして出来上がりです。新品同様とまではいきませんが、かなりいい感じでした。

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ただし、20年以上も前の厚手のゴアジャケットの方は、内側の目止めシールがほとんど全て剥がれてしまいました。
洗剤の「使用上の注意」をよく見ると「ジャケット等古くなるとシームテープがはがれる場合がありますので、テープ剥離の恐れが有るものにはご使用できません。」・・・とありました。(^^;

あ、それから、悪口ばかり言ったスプレー式撥水液ですが、内側にシンサレートなどの吸湿性の布地が付いている場合には、こちらの方を使うしかなさそうですね。

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2005.04.25

季節はずれ?のアイゼントレ

tenran02暑くもなく寒くもなく、さわやかな春風に包まれながら奥武蔵・天覧山でちょっと季節はずれのアイゼントレをやってきました。

アイゼントレといえばやはり初冬の時期が旬です。
でも、この時期に行うのもいいものです。
春山では岩雪ミックスの斜面はそこらじゅうに出てくるからです。
アイゼンの前爪にしっかりと乗り込んで、正対しながら体重をしっかりと足に移し、移動していく姿勢に慣れておくことはけっして無駄なことではありません。

しかし、久しぶりにやってみると、これがなかなか上手くいきません。とくにアイゼンを履いたままでのクライムダウンでは腰を十分に落とすのがつらくて、どうしても重心が上に残ってしまいがちになります。
手袋を付けたままで腰まで落としてのクライムダウンは慣れるまではなかなか難しいものです。

さて、今回のトレーニングは連休登山のパーティー間の意識合わせ(=意志統一)が主目的です。
復会したMiyaさん、昨年入会した新人クン。この二人同士の山行はありません。二人を繋ぐのがご両人とそれぞれ山行を共にしている私の役目。
三人揃っての山も初めてなので、確保時や、登高時のオーダーのすり合わせ等は大切な作業です。
やはり、事前にやっておいてよかったと思いました。

中高年パーティーなので、体力的にもテント2泊がいいところ。つまり登頂はワンチャンスです。
あとはお天気次第です。けっして無理はしません。
お天気に恵まれずにたとえ登頂ができなくても、北アルプスの山懐に入れるだけで幸せだと思わなくてはね。

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2005.04.19

GPSの勉強会

050416gps01月に一度の集会ではかならず勉強会を開催することにしました。
発案者は新人クンです。
「参加したくなるような集会じゃないと時間をやりくりしてまで出る意味がないよー!」と吠えまくったのがきっかけでした。(^^;
それがきっかけで「勉強会」のプログラムが加わりました。

さて、第1回目は「ハンディGPSとカシミール3Dとの連携操作」。
講師はなんと!不肖小屋番Nobです。(^^;

これで、今日の入りは激減か?と思いきや。
蓋を開ければ10名の会員中なんと9名の参加です。さらには3名の見学者まで加わり、かつてはレッドデータブックに登録寸前、絶滅必至といわれた当会の集会が12名という史上最高の大人数で行われたのでした。(^^)

うーむ。こんなことなら事前にきちんとしたテキストを作るんだった、と後悔しても後の祭りです。
勉強会当日の朝にチャチャッと作ったテキストにGPSとノートパソコンを使って汗だくの講義となりました。

050416gps02それにしてもGPSとカシミール3Dとの連携操作は面白いですね。
どうしてこんなに親和性が高いんだろうと思わず唸ってしまうほどよくできています。
カシミール3Dの作者である杉本智彦氏には頭が下がります。こんな素晴らしいソフトを無料で公開してくれるのですから。

室内の講習会での不満は、GPS衛星からの電波が受信できないことです。
今回はGPSの概念を掴んでもらえたので、次回は山で実際に使ってもらうつもりです。

実際にGPSと地図、コンパスを組み合わせて山で使ってみたい。下山後には山小屋でノートPCにインストールされたカシミール3Dにデータを転送して、山行を振り返ってみる。
これらの一連の操作を実地にやってみたいと思っています。

場所は那須連峰。山麓に格安で泊まれる山荘を知っているので、パソコンの持ち込みも可能です。つつじの花が満開の時期に企画しようかなあ。

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2005.04.17

東京時間溯行 その5

葉桜にも風情が…小石川後楽園を訪れました。
中央線水道橋駅からおよそ600m。歩いて7~8分といったところでしょうか。
ここはご存じ水戸徳川家の上屋敷にあった庭園です。
典型的な大名式庭園として駒込の六義園とともに都内を代表する名園です。
前から訪れてみたいと思っていたのですが、あまりにも便利な場所にあるため、いつでも行かれるからと結局行かずじまいになっていた場所です。

水戸徳川家といえば水戸黄門。
諸国漫遊記は後世の創作であることはみなさんご存じのとおり。
水戸徳川家は「江戸定府」の家柄で、参勤交代が免ぜられていました。つまり、つねに江戸常住の身であったわけで、それはそれで窮屈な身分だったのかも知れません。
園内には、京都の渡月橋や琵琶湖など諸国の名所が模されて造られています。居ながらにして全国を旅する趣向が凝らされていました。江戸定府という境遇が、ここ小石川の地に後世まで伝えられる名園を残したのかも知れません。

静寂な中にも華やかさが…園内には徳川光圀由来の得仁堂や円月橋などの建造物も残されていますが、その他の建造物は都心故に関東大震災や戦災で焼失してしまったとのこと。まことに残念です。
東京ドームや後楽園ゆうえんち方面からの歓声や嬌声が漏れ聞こえてきます。それでもほんの少し奥に入れば都心とは思えないほど静寂な雰囲気があたりを支配していました。

何という花だろう?いまは桜も終わり、お花は端境期でしたが6月には菖蒲が咲き競うそうです。
12月初めの紅葉とあわせてあと二回は訪れてみたい場所です。

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2005.04.12

ターニングポイント

前半は快適な雪稜だったが…午前10時40分。標高1140m。
出発が6時半。テン場の標高が600m。標高差540mに約4時間を要しています。引き返すにはそろそろ限界の時間でした。
それにしても、ここから先は急な雪面のトラバースとブロック状に崩れた雪庇が交互に出てきます。さすがにこれ以上進む気がなくなりました。

尾根の前半は快適な雪稜だったのに、標高1000mを越えたあたりから急に悪くなりました。
崩壊した雪庇のブロックが行く手を阻み、仕方なく西側のブッシュ帯を巻いたり、やむなくブロックを直登したりします。
ブッシュ帯にはごく薄い踏み跡らしきものも残っていますが、ほとんど木を掴みながらのハードな登りを強いられました。

冷静に考えて、今回のターニングポイントはもっとずっと下だったのかも知れません。雪稜が途切れてブッシュが目立ってきたあたりで引き返すべきでした。
後半は不安定なブロック帯と化す

雪上歩行に慣れていないメンバーもいたので、下りではほとんど補助ロープを出して確保しながらの下降でした。
登りに4時間、下りに6時間半。
あと20分遅かったらその日のうちには帰宅できないところでした。

今回はルートの選定ミスです。
お隣のポピュラーな尾根を辿っていたら容易く登頂出来たはずなのに、すでに登った経験があるからと、あえて自分たちにとっては未知のルートを選んでしまいました。
未知のルートに行くときには装備で2倍、技術で3倍、気持ちで4倍の余裕が必要なのかも知れません。
そしてターニングポイントはずっと手前で設定すること。
こういう基本中の基本を忘れるあたりにリーダーとしての驕りがあったのかも知れません。

下山後のメンバーの談話
Y子さん「Nobさんがリーダーだから、どーせまた途中で引き返すんじゃないかと思ってましたよ!」
新人クン「Nobさんよぉーrrr! 勝手に引き返すなんてさぁー! 言うなよなぁーrrr!」

・・・やっぱへこみます。でも、へこたれません。リーダーですから。(^^;
あ、それから口は悪いメンバー達でしたが、新人の女性をつきっきりでサポートしてくれたのには大感謝でした!

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2005.04.06

お引っ越しの心は?

サイトのお引っ越しの目的は、たこ足配線サイトの解消がメインですが実はそのほかにもあります。
当会のサイトは各コンテンツ毎にまったくまとまりのないデザインになっていますが、これらの解消も大きなテーマなのです。
なにしろ小屋番のその時の気分でコンテンツを拵えているので、どうしても統一感に欠けてしまいます。
サイトの全体的なイメージを統一するにはスタイルシートを効果的に使うのが良いということは、よーくわかっているのですが如何せんスキルがありません。
いきおい、テーブルと画像バナーで体裁を整える結果となり、左フレームがないと「一体ボクはどこにいるのー?」的な迷子に陥ってしまいそうです。(^^;

サイトのお引っ越しでさえ大仕事なのに、コンテンツのデザイン一新はスキル不足の小屋番Nobには大変な作業です。
どうしようかと躊躇していたら、「白馬の騎士」が現れたのでした。
ウチの会の新人クン。Webの世界にとってもくわしい人だったのです。
…というわけで、面倒なデザイン面の作業はすべて彼がやってくれることになりました。ラッキー!

依頼主の私が彼にお願いしたデザインのコンセプトは「素うどん」です。
ゴテゴテしてないでサッパリ、あっさり感で眺められるサイト。プレーンヨーグルトの味。
それでいて、美しい画像がポイントとなって見る人の心を和ませてくれる・・・。ふふふ、要求が高い?

閲覧してくれる層は中高年世代なのでギラギラしたデザインは御法度ですからね。
さて、どういうデザインでリニューアルされるのかなあ?一ヶ月後が楽しみです。

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2005.04.03

サイトのお引っ越し

春はお引っ越しのシーズンです。
わが岳樺サイトも開設以来初めてのお引っ越しに挑戦しています。(^^)

いままでは私が契約しているプロバイダー上のサイトを中心にコンテンツを構築していたのですが、画像が増えるにしたがって容量が足りなくなってきました。
そこで、いくつかの無料HPサービスを利用してきたのですが、気がついたら3つ4つのサイトにたこ足配線的にコンテンツが広がってしまいました。

これらのファイルを一つのサイトにまとめて、さらにはコンテンツも少しずつ改良したいと思っています。
ファイル容量は全部で50MBにも達するので、新たなレンタルサーバーを探して、ついでに新しいドメインも取得することにしました。

まずはローカル上で4つのサイトコンテンツを合体します。
ところが、ここで困ったことに。
同じ名前のフォルダならそのまま一緒にできるのですが、なぜか微妙に名前を変えていたのが仇(あだ)になってしまいました。
たとえば、写真ファイルをしまっておくフォルダが「photo」と「phot」。ボタンや壁紙などの画像ファイルは「image」と「images」。山行記録のhtmlファイルも「kiroku」に入れたり「photo」に入れたり「humiato」という名のフォルダに入れたりとバラバラなのです。
「phot」は明らかにスペルミスなのですが、途中で直す気にならずにずるずるときてしまいまいました。

フォルダの名前が同じなら、階層が同じであればすっきりと整理できたのにまことに残念でなりません。
エディタの置換機能を使ってある程度は整理できますが、リンク切れも出てくるおそれがあるのでおいそれとはできませんし。
さらには初期に作ったhtmlファイルには稚拙なものが多く、それらの修正もしながらなので移行作業はなかなかはかどりません。

4月半ばまでにはお引っ越しを完了させたいのですが、さて「どうなることやら」です。

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