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2005.03.27

最高の一日(幕岩にて)

幕岩の紅梅
梅はもうおしまいかなあ、と大した期待もせずに訪れた湯河原幕岩でしたが、驚いたことに満開の紅梅白梅が私たちを迎えてくれました。

もうこれだけで今日は大満足なのに、なんと!当会に二人の新しい仲間が加わってくれました。(^^)

3月9日のブログで「会員募集中」の張り紙を出したのですが、まさか一月も経たずに二人も入っていただけるなんて夢のようです。
いや、夢かも知れない。
振り返ると春霞の先には太平洋が…
お二人とも40歳代、やる気も体力も申し分なさそうです。経験はばっちり!私以上の山歴があるのですから文句のつけようがありません。(^^;
あとは、先輩の言うことをよく聞いてくれるかどうか???
それが問題だなあ。

岩場でひなたぼっこ
でも、懸垂下降のトップを引いたり、こんがらがったロープをほどいてくれたり、疲れた先輩に代わって支点工作してくれたり、今日は一日よく働いてくれました。
そう、その調子、その調子です。
故障モチの先輩としては大船に乗った気分の一日でした。(^^)
梅は満開、岳樺クラブも満開

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2005.03.26

ちょっと憂鬱な季節のはじまり?

近所の梅の花

雪国の人たちには申し訳ないですが、今年はおそくまで残雪の山を楽しめそうです。
例年なら藪が出てしまいうるさくて登れないような尾根筋も5月初め頃まで歩けそうです。
腰にも膝にも優しい雪山歩きがずっと続いていてほしいものです。

さて、問題は雪が消えた後。
私の苦手な岩登りシーズンの始まりです。
岩登り大好き爺で毎週のようにインドアに通っている竜少年さんはウキウキしています。正直言って癪にさわります。(^^;
またまた肩のリハビリにお金がかかる季節がくるかと思うと、思わずため息をついてしまいます。

明日は本当に久しぶりのクライミングです。
行ってもどうせ登れないし。
あんまり行きたくないなあ。でも、行かないともっと下手になるし・・

ギアの使い方もマルチピッチの登り方もすっかり忘れています。懸垂下降はちゃんとできるのでしょうか?心配の種は尽きません。
幕岩では梅の残り香を楽しみたいと思っています。肩の力をすっと抜いて・・・。

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2005.03.24

ホームページ物語

庭の沈丁花

庭の沈丁花が甘い香りを放っています。
この花が咲きほころぶと我が家にも春の訪れがきたことを実感します。

岳樺サイトの小屋番を仰せつかってから6年目の春を迎えたことになります。
おかげさまで、3月14日に岳樺サイトへの訪問者は10万人を迎えました。

そもそも、ホームページの開設は当初まったく考えていませんでした。
ほんの5,6年前まではどこの会も紙の会報が主流で、その頃独自のホームページを持っている会は全国的にもほんのわずかだったような記憶があります。
当会もしかりで、創立以来「岳樺」という立派な会報が発行されていました。
B5判が全盛の中にあってA4判という一回り大きなサイズと、豊富な山行記録の充実で、会員だけでなく外部の多くの人たちからも人気があり、登山雑誌でも何度か取り上げられました。

優れた会報でしたが、98年5月の穂高岳遭難事故でかけがえのない仲間を喪ったことを契機に廃刊。
しばらく自粛・沈滞の期間が続きました。
ようやく元気になりつつあった翌年。穂高岳遭難の一周忌が明けたばかりの6月には谷川岳・一ノ倉沢で、入会したばかりの実力派クライマーがまさかの遭難事故。
ショッキングなことが2年続きで起き、立ち直りにかなりの時間を要したのです。

その間、会報が廃刊されていたために、簡単なニュースを出していたのですが、やはり会員間のコミュニケーションと当会が経験してきたことを外に知らせていきたい、という気持ちが勝り、ホームページという形で実現したのでした。

99年11月に公開してから5年と4ヶ月が過ぎました。
今年中にリニューアルの予定があるのですが、小屋番のやる気がイマイチでまだ実現していません。

当会のホームページのコンセプトは、・・・
『ハイキングをちょっぴり越えた登山の領域を指向する中高年への励みと情報発信基地としての小さな橋頭堡の一つになれれば』
・・・というささやかなものです。
そんなささやかなコンセプトも実現できていない今日この頃ですが・・。
これからも当会のHPとお付き合いのほどよろしくお願いします。<(_ _)>

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2005.03.22

侮れない地吹雪

地吹雪舞う硫黄岳インフルエンザで3連休を寝て過ごしたわけですが、一方雪山に出かけた仲間たちもそれなりに苦労したようです。
上越の寂峰アタック計画から八ヶ岳縦走計画に変更したわれらが岳樺の仲間たちも、思わぬ強風に難渋したとのこと。
歩いて歩けないような強風ではなかったかも知れませんが、晴天下の地吹雪を過小視しないで、いさぎよく硫黄岳で引き返してきた勇気に私は一票投じます。(^^)

地吹雪で思い出すのが、ある年の厳冬期横岳西面でのこと。
小同心を登り終えて横岳山頂に立ったとたん、目も開けていられないほどものすごい地吹雪に見舞われました。
立っているのがやっとの状態にみるみる体温が奪われていきます。登攀で体力が消耗しているうえに、低体温症の恐怖が襲ってきました。
5歳年長のパートナーはすでにフラフラ状態です。
横岳の長い頂稜を通過して地蔵尾根の分岐にたどりついたときの安堵感、さらに下降して樹林帯に入って本当に安心したのを覚えています。

低体温症の恐怖をまざまざと体感した一日でした。
防衛体力の弱っている中高年です。晴天であってもけっして侮るべからず、ですね。

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2005.03.20

ウィルス発見!

ウィルスが発見されました!

我が家のPCがコンピュータウィルスに侵されそうになると、上の絵(AVGアンチウィルス)が画面に出てきて発見・駆除をしてくれます。いかにも憎々しげな絵ですよねえ。
メールを介してのウィルスはプロバイダーのウィルスチェックサービスによってサーバー上で阻止されますが、他のメディアを介した場合やWeb上での感染にはフリーソフトのAVGが役立ってくれています。

先日も、我が家にウィルスに感染した同じ山仲間のPCが運び込まれました。OSの再インストールの依頼です。
HDDの初期化を行う前にデータを取り出そうと、不用意にも家庭内LANに繋いだ途端、2匹のウィルスが我が家のノートPCに侵入してしまいました。その時に出された警告画面が上の絵です。
あぶなく感染するところでした。感染PCをLANに繋ぐのは御法度だったのですが、あいにくデータ受け渡しのための適当なメディアがなく、ついやってしまったのです。

岩登りでもこういう場面が時々あって、バックアップなどを面倒くさがり、基本をおろそかにすると思わぬ重大事故につながる例がいくつもあることを思い起こしました。

さてさて、てなわけでPCへのウィルス侵入は余裕で阻止した私ですが、なんと!まさか!わが体内にウィルスが侵入してこようとは。
16日の水曜日の夜から寒気がしてきて、木曜日には発熱。近所の医者に診てもらったところ、「ああ、この時期によくある咽頭炎ですな。」と軽く言われ、解熱剤ももらえずに喉の炎症を抑える薬だけ処方されて家路につきました。
ところが、夕方から熱がグングン上がってきて「もしや?」と思い、今度は別の病院で検査してもらったら「いやあ、正真正銘のA香港型ですねえ! 5日間は安静にして下さい。」
まさか自分がインフルエンザに罹るなんて。だって「流行の峠は越えた」っていう話じゃなかったの?
これで連休の雪山計画はおじゃんです。仲間に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
私がリーダーで出かける山行だったので、急きょ目的の山も変更して安全パイの山行に切り替えてもらいました。

今朝になってようやく床払いしました。まだ少しフラフラします。
今ごろ仲間はどの辺りを登っているのでしょうか。
ああ、いいなあ。山に行きたいなあ・・・。

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2005.03.14

まさかの遭遇

我が家のスミレ

今日はホワイトデー。
先月のバレンタインデーの時にカミサンから一応チョコをもらったので、「しきたり」にしたがい、帰宅途中にわざわざ途中下車をして街のデパ地下でお返しを物色することにしました。
私と同類のオジサンもたくさんいるのにちょっぴり安心です。(^^;
しかし、このデパ地下では会社の連中にも時々出会うので細心の注意をもってショーウィンドウに飾られたチョコやらキャンデー類を品定めしていました。

すると、突然肩をたたく気配にギョッ!
なんと、買い物中のカミサンにばったり会ってしまいました。
「そんな高いもん買うことないよー!」
「こっちこっち! このタイムサービス品買ってちょうだい!」

てなわけで、2個入りのケーキを買い求め、二人で仲良く家路に。
なんとも気恥ずかしい夕方の一コマでした。

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2005.03.12

わが愛しのアイテム(その7) GPS

黄色の愛機 eTrex

ハンディGPSを使い始めたのが昨年の5月下旬。
会の仲間が春の北アルプスで道迷い&滑落事故に遭い、それを機に購入に踏み切りました。
値段は1万7千円位でしたか。
夏場はあまり出番はありませんでしたが、最近は雪山のお供に必ず持参するようになりました。
冬場は夏場と違い木の葉が落ちているためか、山麓でもGPS衛星の受信状況がよく軌跡ログもほとんど途切れることなく取得できるようです。

GPS(Global Positioning System)は全地球測位システムと訳されるとおり、人工衛星を利用して自分がどこにいるのかを正確に割り出すシステムです。
カーナビはもとより最近では徘徊老人対策や子供の防犯対策にも使われています。

私が持っているタイプは最廉価版のeTrexという機種。地図も電子コンパスも内蔵されていないとてもシンプルな機種です。
とはいえ、測位の精度そのものは上級タイプと遜色ありませんので登山用途としてはそれほど不足は感じません。(ただし残念ながら今話題のWAASには未対応です)

ハンディGPSの利点として取り上げられる一つに「GOTO機能」「ルートナビ」機能といった便利な機能があります。
いずれもある目的地を設定するとそこに向かって方向と距離が刻々と表示される機能です。(カーナビと同じ原理ですね)
ところが、最近になってちょっとがっかりしたことがあります。
これらの便利機能はGPSがある程度の速度(歩く速さ程度)以上で移動していることが前提となっているのです。
立ち止まったりしたら正しい方向は表示してくれないのです。

ところが雪山登山で使用するときは、歩くスピードも遅くなり、実際にGPSを見るのは立ち止まった状態がほとんどです。
電子コンパスが内蔵された上位機種では問題ないのですが、内蔵されていないeTrexなどの機種では目的地までの方向表示はある程度の速度で移動中のみ有効になるのです。
これじゃ「ルートナビ」は雪山では使えないなあ。とがっかりして、購入した代理店に相談してみました。
するといいアドバイスをもらえました。
「GPSでは現在地点から目的地までの方位角は常に正しく計算できていますから、立ち止まったときや非常に遅いときはこの角度を磁石で確認すれば、上級機種と同じ事が出来ますよ。」と。
なるほど!
目的地を設定すると、画面切り替えで常にその目的地までの方位角が表示される(bearing)ので、表示された方位角度を読みとってコンパスのリングを回して、磁針を合わせれば行きたい方角を示すことに気づきました。これなら正確な行き先がわかります。
ただし、コンパスに合わせてGPSの設定も磁方位(マグネット方位)にすることが前提となりますが。
だいぶ使い慣れてきたGPSですが、まだまだ使いこなしきれていないようです。

さて、完全に使いこなせるようになったらGPSの使用を封印する。これが私の究極の目標です。(^^;
核保有国の言い訳ではありませんが、装備はするけど使用はしない。
GPSはすこぶる便利で安全登山の友なのですが、あまりに安易過ぎる気がします。人間が生まれつき備わっている方向感覚や危険予知感覚を鈍らせるような気がするのです。アナログ世代には毒ですねえ。

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2005.03.09

存続と決まったけれど・・・

先日の総会ではとりあえず、会の「存続」が決まりました。
一年間の山行計画や机上講習プランもほぼ決まりました。
5月の五竜岳東面、8月の剱岳北面、10月の赤岩尾根縦走etc なかなか魅力的なプランが提案されています。
机上講習も、最新登山用具の紹介、GPSとPCとの連携操作、救急救命法基礎などこれまた集会に毎回出たくなるような役に立つ内容が目白押し?です。

問題はこれらのメニューをきちんと消化できるかどうかということ。
そのためにはマンパワーの確保、会員稼働率の向上、健康および基礎体力の維持、技術の錬磨などやらなければいけないことが沢山あります。
とりわけ会員の拡大。せめて会員数2ケタの確保は至上の命題です。

会員募集中!
40歳代、やる気があって、素直で先輩の言うことをよく聞き、誰よりも荷物を背負い、体力気力とにも充実している方なら、男女・経験の有無ともに問いません。(そんな人いるわけないか。(^^;)
来たれ!
高齢化社会の救世主よ!
岳樺クラブは貴方の入会を心からお待ちしています!

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2005.03.04

存続か解散か

明日はクラブの総会です。
「存続」と「解散」の狭間にゆれて、結局は「存続」の方向で方針案ができあがったようです。
22の山岳会が加盟する県連盟の中にあって、会員数8名、常時稼働会員5名?は下から二番目の規模です。
RDBでいえば「絶滅危惧種A」に指定されそうな弱小山岳会です。(^^;

ここ2,3年の間に力のある会員たちがさまざまな事情で会を離れていきました。
残った会員の中ですぐにリーダーをつとめられる人数は3名ほどでしょうか。その中には不肖故障モチの私までが頭数に入っていますから、一人が山に行かれないと、目標の山を変更して危険度の少ない山にするか、山行自体を延期または中止するしかありません。

会員の平均年齢もおかげさまで58歳。いつの間にか会では最古参の部類に属し何かと先輩ヅラをしている私ですが、年齢ではナント下から二番目の「青年部員」でもあります。(^^;

年齢が上がってきているので怪我などをしたらもう大変。ですから山ではけっして無理はできません。
歩行時間もスピードも若者の半分くらいを標準に見た方がいいし、ザック重量もかつてのように30kg超などというバカなことはやめて、10kg以下に抑えるか又はポーター代わりに若者を誘って一緒に行くしかありません。
テント山行は定着山行を中心とし、縦走になる場合はなるべく小屋泊まりにします。ガチャ類(登攀具)を持った縦走などは初めから計画しません。

しかし、これほど自己規制が多くなると、これまた面白くないと思うのが山屋の性(さが)。
そこで、来年度は「いろんな制約がある中でもオリジナリティを喪わずに、歩きとクライミングのバランスをほどよく組み合わせた山行を実践してボケ防止に役立てようよ!」と話し合う予定です。(^^)

クライミングでも雪山でも長期間の山行を組むのはもう無理。前夜泊か日帰り中心の山行が多くなりそうです。
そんな中にあって自分たちのアイデンティティやオリジナリティを発揮できる山行ってあるのでしょうか。
それをさがすのが明日の総会になりそうです。

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2005.03.03

中級山岳って面白い

このところ標高1500mから2500m以下の、いわゆる中級山岳と呼ばれる山々に通うようになりました。
天神尾根から南に走る高倉山、上州武尊山、信州湯ノ丸山や篭ノ登山、奥日光にある高山、、、

今冬はどこに出かけても雪が多く、アプローチの易しいそれらの山々であっても、スノーシューを活用してなかなかの雪山登山を楽しませてくれました。

身体の故障などもあり、山の仲間の配慮でアルプスの高峰にではなく標高の低い手頃な山々を選んでくれたのもうれしいかぎりです。
故障モチの身体にはローインパクトな山の選定は本当に助かります。

山高きが故に尊からず。
アルプスの高峰にはもちろん大きな魅力を感じますが、おんぶにだっこで連れて行ってもらっても自分の身につくものでもないし。
それならば低山でもいいですから、今の自分の力量を十分に発揮できる山登りを続けていきたいものです。

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