自惚れの代償は「白い蟻地獄」
今週末は上越にある不遇の雪山に出かける予定だったのですが、持病の腰痛がぶり返したためにあっさりと断念しました。参加メンバーからは「せっかく仕事のやり繰りまでしたのにぃ!」とのブーイングが。
だけど、とてもじゃないけど豪雪の上越に故障モチは入れませんよ。
故障モチでもなんとかなるかなあ?ということで奥日光の高山(1668m)スノーハイキングに出かけました。
上越の山々に比べれば楽勝楽勝!などと完全になめきって入山したのが間違いのもとでした。思わぬしっぺ返しにあい、すごすごと敗退の憂き目に。(^^;
今思うと「どこからでも稜線に上がれる(筈だ)」という生意気な態度で臨んだのがいけなかった。取り付きの地形がなだらかで楽そうだったので適当に入り込んだのですが、登るにつれて傾斜は急になり雪質も不安定になります。
尾根筋は露岩と樹林で邪魔をされとてもたどれません。仕方なく浅いルンゼ状の斜面を登ろうとするのですが、不安定な雪質に躊躇してしまいます。傾斜が増すにつれ一歩も登れず逆に2歩下がるという「白い蟻地獄」にはまる状況に追い込まれてしまいました。
雪質はしもざらめ状のサラサラで握っても締まらない頼りない雪が層を形成しています。アンカーがあるので雪崩の心配は薄いのですが、これ以上は危険だし体力の消耗につながると判断して引き返しました。
昼食後、2時間のロスを取り返すべく再度稜線にむけて挑戦しました。今度は最低鞍部をめざして最短ルートをしゃにむに進みました。例の不安定な雪質が現れましたがなんとか突破して無事1460mのコルにたどり着きました。
時間はすでに13時を回っています。高山を経て北に走る尾根を戦場ヶ原に向けて下るには遅い時間です。1565mピークの手前でいさぎよく引き返しました。
さてさて、今回の雪山ハイキングは反省することばかりです。
・今年の雪は例年になく多いのにもかかわらず、出発時間が遅かったこと。
・地形図、コンパス、GPSと揃えておきながらまじめに読図をしなかったこと。
・低山だと思って完全に山をなめきっていたこと。
・赤布の見落としなど注意力散漫だったこと。
・・・などなど。
メンバーはみな中高年です。ルートを間違えても登り返して時間短縮するなんていうワザは使えません。
初心に帰って山に謙虚に向かうこと。ルーファイに力を注ぐこと。無理はけっしてしないこと。・・・これらを肝に銘じて山に遊んでもらうつもりです。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで?雪崩ビーコンを購入した。


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