クマに出合ったら・・
先日、「クマと鉢合わせにならない方法」についての記事を書いたが、今年のクマによる被害に関する興味深い記事が今日の朝刊に掲載されていた。
それによれば今年4月以降、ツキノワグマによる人的被害は、全国19県で死者1名、負傷100名にのぼるという。連日のように社会面にクマに襲われた記事が出ていたのもうなずける。
被害数にも驚いたが、もっと驚いたのは駆除・捕獲頭数だ。じつに全国で1754頭ものツキノワグマが射殺されたり、捕獲されたりしたという。
ところが、昨年も1200頭前後が駆除・捕獲されたそうだから、今年はたしかに多いが異常に多いというわけでもないらしい。
ツキノワグマの推定生息数は1万~1万5千頭とか。
したがって、絶滅の危機にある西日本は別として、東日本では駆除・捕獲に制限が設けられていないという。種の保存法の適用外動物だという。
関東地方南部に住んでいる私にとっては動物園でしかお目にかかれない動物なので、不勉強にも全国でそんなに棲息しているとは思わなかった。
昔は山奥と人里の間には「里山」といわれる緩衝地帯があって、人間と野生動物とはうまく棲み分けが行われていたが、人間側の都合で乱開発がおこなわれ、貴重な里山の自然が損なわれてしまっている。このままではいけないということで、私が住んでいる県でもさまざまな事業や条例などで「里山」の保全に取り組んではいるが・・。
クマの大好物である木の実が豊富にあるのも里山やその奥の山々だ。
クマで思い出すのが、もう28年も前になるがカナディアンロッキーでの体験。
ロッキーの山中でテント泊をしようと、公園の管理事務所に行ったら係官からパンフレットを渡された。
「You are in bears country !」
そうか!ここはクマたちの国なんだ。おれ達はお客様ね!
彼らのしきたりに従いなさいってことね!
カナダのクマは日本のヒグマに近い、「grizzly」(グリズリー)という怖いやつ。
その晩はなかなか寝付けなかった。(^^;
もしも、私たちが山でクマに出合ったら・・
市街地で出没するクマとはちがうので、やたら騒ぎ立てて通報などしないようにしたい。
何といっても山はクマの住処なんだから。
じっと相手の目をみつめながらゆっくりと後ずさりしよう。
きっとクマ君は笑顔で?去ってくれるから。
・・なんて冷静に書いているが、今年の2月に奥多摩でほんの10m先に突然現れたカモシカにおどろいて腰を抜かしそうになったのは誰?
室内壁のクライミングを再開してから2週間ぶりに再び登りにきた。








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