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2004.07.18

海の事故、山の事故

昨日から夏休みに入ったことも手伝って全国的に水の事故が多発している。
昨日は5件、今日は9件。
水の事故はいたましい。事故の報道も同情的なものが多い。幼い子供が犠牲になるケースが多いからだろうか。

一方で山の事故。
事故者の大半が中高年層ということもあり、新聞の論調にもきびしいものが多い。
「無謀登山」「またまた中高年登山者の事故多発」「山を甘く見るな!」などなど・・・

おなじ休暇を利用してのレクレーションなのに、どうしてこうも論調が分かれるのだろう?
「海を甘く見るな!」とか「無謀水泳」という論調はほとんど見あたらない。

海も山もその雄大な自然に対しては、古来から人々は敬い信仰の対象にもしてきたし、そこから生まれる豊富な幸を享受してもきた。
未知の部分の多い海や山に憧れももってきたし、日常生活にはない新鮮な体験ができる場=非日常の空間として気分転換の場ともしてきた。
だから登山が文化になり得たのだが、そこで失敗するとしっぺ返しもものすごい。

年間の事故総数では水難事故の方が圧倒的に多いのだろうが、批判の対象は山での事故に集中することを肝に銘じて、事にあたろう。
まずは登山計画書を真面目に作ろう。
登山計画書をつくるということは、対象とする山を研究しつくすということ。計画作成段階では万が一の事態にどう対応すればいいのか具体的に組み立てよう。
緊急時のエスケープルートは?緊急装備は?現地での連絡体制は?持参装備に不足はないか?リーダー以下役割分担は明確になっているだろうか?などなど、事前に考えられる対応策はすべて取り入れよう。
計画書は体裁ではない。内容の充実さが問われるのだから。

それでも、不幸にして事故に至れば批判は集中する。そのことをつねに意識しつつ、この夏山登山を有意義にそして安全に楽しみたいものだ。

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