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2004.06.09

イケイケドンドンは御法度!

Hさんへ
あなたの書いたHP日記帳を拝見しました。

モミソの大棚を無謀にもロープ無しで登ろうとして、行き詰まってしまったことに対する反省の弁が書かれていたので、ほんの少しだけ安心しました。

先日の表妙義といい、今回のモミソ沢といい、あなたのとった行動が私には理解できません。
メールでつい「頭おかしいんじゃないの?」って書いたこと、言い過ぎたかなと少々反省してますが、その時の私の正直な感想でした。

もろい岩稜帯の通過も滝の直登も岩登りの基礎技術を持っていないと非常に危険な行為です。
いまのあなたの技術では決して一人では取り付いてはいけない場所です。

お得意の「イケイケドンドン」もポジティブで時には必要な性向ですが、こと岩登り(山登り)に関しては排してください。

岩場、滝場は非日常の空間。
日常生活では経験できない空間なので、ことさら冷静な気持ちになることが求められます。

そういう非日常的な空間に身をゆだねるからには、それなりの能力が要求されます。
あなたの最大の武器である身体能力はもとより、危険な場面をシュミレーションできる予想・判断能力、事故を予防する心の力などなどが合わさってはじめて、無事に帰ってくることができるのです。(たぶん)

今回はしっかりしたリーダーがいたからよかったものの、二度と無謀な企ては起こさないことです。
あなたの周りにはかけがえのないご家族がいるし、あなたの友人、職場の人々、、、
…改めて言うまでもなく人間は一人では生きていけないのです。

最後に、私の岳友が書いた「事故の避け方」についてのエッセイを紹介します。
あなたには少し難しいかもしれませんが、読み応えのある文章なので、ぜひご一読をおすすめます。

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Comments

ありがとうございます。
山ではゼッタイに死にたくないので、勉強し直したいと思います。

Posted by: H | 2004.06.09 08:18 PM

>山ではゼッタイに死にたくないので、勉強し直したいと思います。

うーん。昔からよく言うじゃない。
「言うは易し、行うは難し。」・・・なんてね。
イケイケは本当に御法度だよ!

Posted by: Nob | 2004.06.09 11:10 PM

こんにちは。登山事故というのも他の事故と同様に、自分が体験しなければなかなか理解できない、というのが難しいところだと思います。でも、体験するということは、その先が無いということもありますので、そうなるとその体験を生かすこともできません。
何事も実体験をしないで理解するということは、本当に難しいことだと思います。

Posted by: おじん | 2004.06.10 05:56 AM

今でこそ、分別くさいアドバイスもできますが、私も若い頃は何度か事故ったことがあります。
不思議に岩や沢ではなく、すべて雪山での滑落でした。(今のところですが(^^;)
幸い、裂傷や脱臼程度でしたので手頃な?実体験ですみました。

でも、岩場は怖いですね。手順や取り扱いを一歩誤ると死亡事故に直結しますから。
岩の前に立つとどうしても視野が狭くなってしまう。そこのところが罠なんですが。
一呼吸おいて気を静めるだけでずいぶん周りが見てくるものです。

Posted by: | 2004.06.10 12:44 PM

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