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2004.04.25

新緑の陣馬山を歩く

腰痛や坐骨神経痛の本を読むと、急性期の痛みがある時は別だが、ある程度落ちついたら適度な運動も必要、とのくだりを見つけたのでさっそく軽いハイキングに出かけてみた。
先週の谷川岳で当分は懲りたはずなのに、痛みが落ちつくとまたぞろ山に向かいたくなってしまう。困ったものである。

さて、今週選んだ場所は裏高尾というか中央沿線のポピュラーな山である陣馬山だ。本当は「陣場山」が正しいのだが、山頂に白馬のモニュメントも置かれてしまい、すっかり陣馬山が定着してしまったのでこれに従う。

陣馬山頂からの三国山方面

photoアルバムはこちら

いくらポピュラーとはいえ、ありきたりの登山道を登ったのでは岳樺の名が廃る?ので、登路には道のない尾根を選んだ。

藤野駅から和田行きのバスに乗り、終点の和田下車。
バス停には県立陣馬自然公園センターの立派な建物が建っている。今回はこの建物のすぐ脇に降りてきている枝尾根を登路にとってみた。
ニフティのフォーラムでハンドル名「筆まかせ」さんが報告していたルートである。名称がないので陣馬センター尾根(仮称)となっている。
センター脇の石段を登り、墓場を右から回り込むとすぐに擬木の木段が続いている。急な坂だがしばらく登ると道は消えてしまった。
出がけに地図とコンパスで方向を出しておいたので時々コンパスを出して方向確認をしながら急斜面を登る。
ときどき黄色いプラスチック杭が出てくるのでそれを頼りに尾根筋を外れないようにしてひと登りで一ノ尾根のハイキングコースに合流した。この時期はまだ藪が深くないので難なく尾根に上がれたが、6月過ぎると藪こぎを強いられると思う。

一ノ尾根からは立派なハイキングコースをたどるだけ。右手(南面)には丹沢山、蛭ヶ岳などの主脈の山々が北面に雪をべったりとつけて聳えていた。これらに姫次、焼山を加えた東丹沢主脈の峰々はなかなか立派な山容だ。さらに右手には大室山の端正な姿もみられる。

登り着いた陣馬山では360度の大展望が待っていた。山座同定のしがいがあるというものだ。(^^)
富士山は無論のこと、遠く南アルプスの赤石岳、悪沢岳の白銀の山々には感激した。
ちょこっと書くと、大山三峰山から始まって、大山、丹沢三峰、丹沢山、蛭ヶ岳、姫次、檜洞丸、大室山、富士山、赤石岳、悪沢岳、百蔵山、扇山、滝子山、大菩薩連嶺、金峰山、笹尾根、大岳山、、、etc
短い歩行時間で得られる展望はデッカイ。なんとコストパフォーマンスのいい山なんだろう。

ま、それはさておき、今日はリハビリハイキング。ペースもぐっと遅くして新緑に身体全身を浴びながらのんびりと歩いた。
下りに入って案の定右足に痛みが出てきたが休むほどでもないのでゆっくりとしたペースを崩さずに下山の途についた。

今日は雲一つない快晴に恵まれた反面、吹きぬける風はとても冷たかった。とってもさわやかな一日をフィトンチッドをたくさん浴びながらの快適ハイキングだった。
これで痛みがなければ最高の一日なんだけど・・・。

<タイム>
藤野駅(8:11)===和田(8:27~37)・・・一ノ尾根上615m地点(9:08~15)・・・陣馬山(9:55~10:10)・・・明王峠(10:43~50)・・・矢ノ音(11:05)・・・孫山(11:35)・・・与瀬神社(12:02~05)・・・相模湖駅(12:14)

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2004.04.18

残雪の谷川岳を登る

写真:快晴のオキの耳をバックに-西黒尾根にて-
ここ何年かは、12月に天神尾根からの谷川岳を、4月に西黒尾根からの谷川岳を慣わしにしている。

年末年始の冬山登山を前に、忘れていた冬山モードに浸るため天神尾根からのルートは手頃で取り付きやすいし、4月の西黒尾根は5月連休を前にしての歩きのトレーニングに最適だからである。

ここ3ヶ月ほど右足に痛みとしびれが走り思うような山歩きができなかった。病院で診てもらったところ坐骨神経痛とのこと。腰椎の椎間板ヘルニアの疑いが濃厚である。
GWは雪山登山に浸りたかったのだが、代表と相談して4月の西黒尾根を歩いてみて状況がよければ連れてってくれることになった。(^^;

そんなわけで今回の谷川岳は私のテスト山行。骨盤にゴムバンドをしっかりと固定しての悲壮な出で立ちである。幸い天候に恵まれて余計な神経をつかわずに登ることができた。

ラクダの背のクサリ場は半分程度露出していた。クサリ場では久しぶりに岩の感触を楽しむ。右肩の痛みも完治してはいないが岩を触ってみて、その冷たくしっとりした感触に何故かうれしさがこみあげてきた。

西黒尾根上部のザンゲ岩付近から腰に痛みが出てくる。太股の付け根にも痛みが。うーん、テストは失格か。
ザンゲ岩を越えて天神尾根と合流する地点からは国境稜線の山々も顔を出してくれた。この春故障さえなければ訪れていたはずの阿能川岳から小出俣山にかけての稜線が魅力的に横たわっている。

ああ、早く故障から復帰したいなあ。
せめて日帰りハイキングでもいいから痛みを感じることなく歩き続けてみたい。
そして、室内壁のアクロバチックなクライミングは無理だとしても、できれば4級程度の岩登りを痛みなしで攀ってみたい。

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2004.04.12

わが愛しのアイテム(その3)

10年前、それまでいた会からいまの岳樺クラブに移籍する際、山の先輩からはなむけにいただいたのがこのロックハンマーである。

最近までメーカー名さえも知らなかった。よく見ると「シャルレモザー」の刻印と「made in France」の文字が見える。裏面には「ヤニック・セニョール」モデルと読める。
写真:シャルレのハンマー
錆びも出ていているしハンマーの打撃面も長方形とあまり機能的でない。さらには中途半端なアイスピックが気に入らなかったりして、いただいた当初はぜんぜん見向きもしなかった。

でも、改めて買い換えるのももったいないのでしばらく使ってみた。すると、そのうちに手に馴染んできたのか、今ではすっかりお気に入りのギアの仲間入りをしているから不思議なものである。
パートナーの竜少年さんや錦少年さんなどは今風のしゃれたロックハンマーを持っている。それらに比べればなんとも重くてダサイのだが、振り下ろした時の打撃力が大きくて非力な私には強い味方になってくれている。

岩登りを始めた当初、自分がロックハンマーを持ってハーケンやボルトを打つことなど考えてもみなかった。私が行くような本チャンルートにはたいてい残置の支点があるからだ。
最初はハンマーなんか持っていても無駄だなあ、なんて浅はかな考えを抱いていた。
しかし、残置支点の強度の弱さ、脆さを体感していくうちに自分の考えがなんと恐ろしいことかと実感するようになった。
以来、本チャンルートに出かける時は、このシャルレのハンマーを忘れずにぶら下げていく。登りながら残置支点をハンマーで叩いてチェックし、不安なら打ち足していく。
重たくて無骨者だけどとても頼りになるヤツである。

贈ってくれた山の先輩は、残念ながらいまはもういない。
この4月9日午前9時、永眠。 今日は告別式。
棺には愛用していたザイルを入れてあげた。

いまは先輩の形見となってしまったこのハンマー。
これからも私を見守っていてほしい。

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2004.04.09

Webサイトのユーザビリティ(使いやすさ)

定期購読しているパソコン雑誌によれば、経済産業省はこの6月からWebコンテンツのアクセシビリティ(情報やサービスに対するアクセスのしやすさ)確保のための指針をJIS規格としてまとめることになったらしい。

サイトのJIS規格(設計指針)なんて耳慣れないけど、ひらたく言えば「だれでも(とりわけ高齢者や障害者)が見やすく使いやすいWebコンテンツ作成のためのマニュアル」と考えればいいんだと思う。

健常者にとっては何でもない表示でも、ハンデキャップを持つ人々にとっては越えられない壁になっているケースも多い。
たとえば、視覚障害者がWeb閲覧の際に使用する音声ブラウザーに対応していない表記の例をふたつ挙げてみる。
1.日付で4月8日を4/8と表記しているサイトの場合は、音声ブラウザーでは「ハチブンノヨン」と読み上げられてしまう問題。

2.割付上見やすくする目的で、「鹿児島」「群 馬」と表記すると、「カゴシマ」「ムレウマ」と読み上げられてしまう問題。

さらに色覚障害者には、
3.日曜日を赤字で表示しても平日と同じ色に見えてしまう問題。
・・・などもある。

最近、ずいぶんと改められてきたとは言え、まだまだなのが画像の説明文(代替テキスト)。
これはHTML言語ではalt属性で付けられるがつい忘れてしまうことが多い。
title属性もうっかり忘れてしまうタグの一つだ。タイトル要素は「お気に入り」の登録や検索エンジンのキーワードにもなるのでアクセシビリティ上必須の項目だ。

その他、マウスではなくキーボードだけで操作できるようにしたり、白黒画面でも内容がわかるような表示にしたりする工夫をするなど、課題はたくさんある。

企業サイトにかぎらず、これからのWebサイトは「個人の楽しみ」という段階から、万人に親しんでもらうような使いやすいサイトづくりを目的意識的に追求しなければいけない段階に入ってきたんだとつくづく思った。

これに対するわがホームページの未熟さよ。(^^;

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お詫び

なぜか昨夜からblogの画面がおかしくなってしまいました。

どうしてこうなったのか私には全然わかりません。
blogを運営している人ならわかると思いますが、普通のHP作成とちがって画面のすみずみまで自分で改変することができません。
それが仇となって、こういうトラブルがあると自分で解決する余地が少なくなり欲求不満になってます。

いま提供元のニフティにはメールで問い合わせ中ですが、これの返事は10日位先になるのは普通なので、当分は直らないかと思います。

仕方がないので、限られた画面スペースで細々と更新していきますのでお付き合いのほどよろしくお願いいたします。m(_ _)m

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2004.04.04

土筆

「土筆」 と書いて 「つくし」 と読む。

あたりまえだけど、これがなかなか出てこない。

「土筆」は「つくし」と読めるけど、「つくし」を漢字で書けと言われて「土筆」と正解を書く人は私の周りにはあんまりいない。
かく言う私もその一人。(^^;

春になり、雪解けや霜どけでやわらかくふくらんだ地面から、知らない間ににょっきり顔を出す「土筆」

これが出てくると本当に春の訪れを実感します。

私の仕事場のまわりからもすくっ、すくっと土筆が顔を出しています。

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2004.04.01

バトンタッチ  小屋番hime☆の門出

4月1日 新しい年度のはじまり

小屋番Nobが管理しているいくつかのサイトの内、千葉県勤労者山岳連盟のサイト管理を後継にバトンタッチした。

いやはや、どーも、、、
HTML言語のソース表示を見て『ナニコレ?こんなの初めて見た。おたふくソースしか知らんもんね。』と広言してはばからないヒトに一から教えるのは、忍耐の日々でもあった。(^^;

2月から始めて2ヶ月弱の特訓。
自宅におじゃますること4度。ついにはパソコンのセットアップまでやらされるハメに。(これは結果的に失敗。師匠の権威失墜のはじまりとなる。)

なーんも知らないもんねー、などとうそぶく弟子ではあったが、「知識」はなくとも「やる気」だけは満々とあるというのは最高の強みか。
多い日には一日に数度のメールのやりとりも交え、みるみるスキルアップしてきたのには心底驚いた。

3月も終盤に入ると、師匠のワザに加えて独自の工夫をほどこす念の入れように師匠も弟子の上達ぶりに目を細めるほどになりました。(^^)

そして迎えた3月31日。
4月1日の午前零時を機に新旧サイトの切り替えを約束したものの、歳には勝てない師匠が睡魔に襲われ23時に切り替えるフライングもあって、30分ほど早い切り替えとなりました。
本日より千葉県勤労者山岳連盟のサイトはURLが変わりました。
新しいURLは、http://f14.aaacafe.ne.jp/~cwaf/ です。

「小屋番日記」愛読者のみなさんもぜひわが愛弟子の作品を見てあげてください。

小屋番流HP作成術の後継者ができたので由緒深い「小屋番」の称号をプレゼント。
その名も「小屋番hime☆」 

でも、バトンタッチってなんか寂しい気もするなあ。

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