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2004.03.18

花灯路 そして 25・50・100

カミサンと私、そして私の父親ともども異色?の3人連れで京都を訪れた。

京都にはここ2年ばかりの間に3度目の訪問となる。
訪れれば訪れるほど深みにはまってしまう。単に古寺を巡るだけでなく、街並みのそこここに息づく昔からの生活の臭いに触れるのも魅力だから。

この時期、京都は旅行の閑散期である。
冬の雪景色があるわけでなし、木々も葉を落としているし、桜や新緑には間があるからだ。
そこがわれわれ薄給サラリーマンのねらい目である。この時期こそ京都旅行にはおすすめなのである。

1.旅費、宿泊費が安い。
2.ふだん拝観出来ない寺社や庭園などの特別公開期間が集中している。
3.道路が空いている。
4.客寄せのイベントが盛り沢山。
清水の舞台から眺めた京都市街の夜景

今回は東山山麓での「花灯路」が目玉の一つだった。
清水寺から八坂の塔を経て高台寺、八坂神社、知恩院、清蓮院にかけてのエリアの道ばたに路地灯籠が2400基も置かれていて、足下をほのかな灯りが照らしてくれていた。
折から、この時期に合わせて各寺院はライトアップされているのでとても美しい景観をつくっている。
もちろん、夜桜時期の美しさには及ばないが「あと3週間もしたら人だかりで大変だろうね」などと話しながら人もまばらな夜の境内を散歩するのも楽しいものだ。

今回は各寺院に残されている名園と呼ばれる庭園のいくつかを鑑賞する機会が得られた。
印象的だったのは東福寺の塔頭(たっちゅう)の一つである退耕庵に残る茶室「作夢軒」。

浅春のこの時期しか一般に公開されない茶室であるが、ここであの関ヶ原合戦の事前謀議が練られたという。
住職の安国寺恵瓊は毛利家の外交僧として有名。そこに石田三成、宇喜田、小早川らの諸将らがひそかに集まって謀議した茶室だそうな。
茶室なのに、隣室には侍の控えの間があったり、天井には忍び部屋も設けられていた。なんとも物々しい空間だが茶室の前にゆったりと広がる枯山水の庭園が、そうした緊張感をやわらげてくれる。
およそ400年前、ここが歴史の大きな裏舞台の一つだったなんて思うと、茶室の柱の一つひとつを改めて撫でてしまった。


ところで、25・50・100って・・・?
今年は結婚25周年。二人合わせて50歳の時に結婚し、今年は二人合わせてちょうど100歳。
数字の語呂合わせになるが、そんなキリのいい年に浅春の古都巡礼となった。

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