データ流出
ヤフーBBの顧客データ460万人分が外部に流出し、代理店の役員らが現金を脅し取ろうとした事件が世間を揺るがせている。
顧客データの内容がどの程度なのかはわからないが、少なくとも私たちがプロバイダーに入会申し込み時に記入する内容程度は1レコードとして登録されていると見るのが妥当だと思う。
それに加えてメールアドレスおよびメールパスワードも入っているに違いない。
そう考えると本当に恐ろしくなってくる。
データを不正に入手した第三者が盗まれた人になりすましてメールの送受信ができるようになるからだ。それをきっかけにして金銭の略取事件も起きる可能性も否定できない。ヤフーBBの責任はきわめて大きいと言わざるを得ない。
車を運転しながらラジオを聞いていると、ヤフーBBのデータ流出の話題に関連して、闇の世界での「メールアドレスデータ」の取引価格を「解説」していた。面白かったので紹介したい。
まず、ただのメールアドレスだけの場合は1アドレス当たり0.2円だとか。ヤフーの460万人分も単にメールアドレスだけならば0.2円×460万人分=92万円とお安い。
しかし、これに付加価値がつくと値段は一気に上がるらしい。
たとえば、出会い系サイトにアクセスしたメールアドレスだと10倍の2円に、アダルトサイトにアクセスしたことのあるアドレスだと25倍の5円だとか。
同じように、過去に借金をしたことのあるアドレスだとか、病気の履歴のあるアドレスとか、さまざまな「付加価値」によって、プレーンなメールアドレスが何倍、何十倍もの価値で取引されているとのことである。
メールアドレスは個人の大事な情報である。私たち自身不用意に外部に出さないことはもちろんであるが、値段重視ではなく情報管理に信頼性のおけるプロバイダー選びなども今後ますます重要になってくるだろう。
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