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2004.01.25

わが愛しのアイテム(その1)

はじめてオリエンテーリングの競技会に出たのが高校生の時だったからもう35年以上も前になる。
場所は田園都市線の青葉台駅周辺。

青葉台といえば今でこそ多摩ニュータウンの中核であり高級住宅街のイメージが強いけれど、当時はニュータウン開発が緒についたばかりで、賑やかなのは駅の周辺だけ。少し歩くと雑木林や草原がゆるやかに広がっていたのを思い出す。まさにオリエンテーリングにぴったりの地形だった。

大会参加チームは各チーム毎にSILVAコンパス1個が貸与され、これに持参の2万5千図にあらかじめ設定されているポイントを書き写したらスタート。指定された全ポイントを回りスピードを競うものだった。
われら3人の高校生チームは初出場ながら参加108チーム中の6位入賞でトロフィーをいただいた。うれしかった。
オリエンテーリング大会の出場はこれが最初で最後になってしまったが、この出場が「コンパスを使って行き先(方向)を決める」という行為に深い興味をもつきっかけになった。

高校、大学を通じて山歩きを続けてくが、大学では測量学も学んだりして、地図とは自然にお友達になっていく。

写真:わが愛しのアイテム「silvaコンパス」

写真は10年ほど前にアメリカ旅行に行った際、サンフランシスコ郊外のオークランドにあるREIのショップで購入したものである。
それまで持っていたSILVAは安物で磁針がいつもブルブル震えていて方向を決めづらかった。
こちらはオイルが封入されており磁針は安定しているし、全体サイズはコンパクトながら磁針表示部は大きく見やすい。小さなポーチにも難なく収まり今ではお気に入りの一つになっている。

ところで、日本の中部山岳地帯では6°から7°ほど磁北が西に偏っている。この西偏の修正が自らの位置とこれから向かう方向を決める際に微妙に影響してくるわけだが、せっかく地図やコンパスを持っていてもこの西偏修正を知らない登山者が意外と多いらしい。

ま、それはさておき、仕事が忙しくて山に行かれないときなど、地図とコンパスを引っ張り出してきて図上登山をしゃれ込むのも面白いものだ。地図上で意外な発見をするのもこんなとき。
コンパスなんてハイキングコースを歩いていればほとんど出すこともないけど、これを忘れると本当に不安になってくるから不思議なものである。

これから、ヒマなときに少しずつ「わが愛しのアイテム」たちを紹介していくつもりだ。

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